最終更新:2025-07-30
弥生会計にインポートしたいけど、いつもうまく行かないし・・・とあきらめていませんか。
弥生会計が「インポートできません。」と言ってきても、それは修正してと言ってるだけ。
エラーログファイルをヒントにファイルを修正すれば、インポートできます。
インポートまでの流れの中で「チェックポイント」には、💡をつけてありますので、再挑戦してみてください。
手順
1.こちらの画像がインポート可能な配列で、Excelの列の上に項目名を書いておきました。
💡既にあるCSVデータをこの配列に並べ替えします。
※大きくして見たい方は、画像を右クリック → 画像をコピー し、ペイントにCtrl+Vで貼り付けてご覧ください。
2.並べ替えが終わったら、上書き保存をして、閉じます。
3.弥生会計はテキスト形式のファイルでインポートするため、今保存したCSVをメモ帳で再保存します。
※保存先フォルダーを開き、CSVファイル名を右クリック → プログラムから開く → メモ帳
※表示しない場合は、 その他のオプションを確認 から進んでください。
4.開かれたメモ帳での確認ポイントと保存時のポイントがあります。
💡①1仕訳が1行に並べられ、すべての行がnoで終わっていることを確認します。
💡②最後の仕訳行の下に何もなければOKです。
※※が、間違って ,,, だけが並んでいる行があったら、その行がエラーになるのですべて削除します。
💡③確認が終わったら、保存するわけですが、
※※必ず 名前を付けて保存 で CSVとは違う名前にしてから保存して閉じます。
※※仮にCSVが インポート用 という名前だったとしたら、後ろに1を付けるだけでいいです。
5.弥生会計で 帳簿・伝票 → 仕訳日記帳
6.ファイル → インポート
7.参照 → ファイル指定 → OK
8.こちらが表示されたら、OKで閉じます。
9.こちらも、OKで閉じます。
10.デスクトップに作成されたエラーログファイルを開くと、
💡こちらの場合:257行目の借方税区分が入力されてないよと言っていますので、CSVを修正します。
※ログの内容は、毎回様々ですが〇行目の何がエラーかを確認し、該当行をCSVで修正すればいいんです。
11.CSVを開くと、たしかに該当行がこんなことに・・・
※入力が完了したら、 上書き保存 して 閉じます。
8.CSVを右クリック → プログラムから開く → メモ帳 → 名前を付けて保存※→ メモ帳1を指定 → 上書きしますか? → はい
💡CSVをメモ帳で保存するときは、必ず 名前を付けて保存 から保存です。
9.再度、弥生会計に戻り、インポートしてみる。(5~7)
※ファイルの修正が正しくできた場合は、インポートが始まりこちらが表示されます。
💡インポートはできそうだけど、科目名・補助科目名・税区分名が登録済の名前と違うよというときは、
※このようにマッチングリストが開きます。
※これは補助科目のですが、名前が完全に一致していない項目について表示されます。
💡新しく追加するなら、このまま OK で、しばらくすると「インポートが正常に終了しました。」と表示されます。
💡既にある補助科目に変換してからインポートする場合は、赤枠部分を2回クリックすると 変換が表示されるので
※変換 をクリック
※次に、赤枠部分をクリックで登録されている補助科目が表示されるので該当を選択 → OK
※しばらくするとインポートが始まり、「インポートが正常に終了しました。」と表示されます。
これがインポートまでの流れです。
膨大なデータをひとつずつ入力するのは大変なので、ほとんどインポートでやっています。
Power Queryを使うと、Excel管理している出納帳、銀行CSV、売掛金集計表などのファイルを指定したフォルダにコピー保存するだけで、取込用のファイルを作れるのですごく楽になりました。
時間があるときにまたそちらの記事も書こうかなと思います。
弥生インポートについての詳細な項目やログファイルの見方のリンクを貼っておきます。
⇩弥生のWEBサイトで、必須となる項目の詳細な条件等をご確認ください。
⇩弥生のWEBサイトでログファイルの見方をご確認ください。
この記事で、少しでも快適になったら嬉しいです。
もし他にも気になることがありましたら、関連記事もチェックしてみてください。
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