今回は、手形、でんさい、ファクタリングなどの割引料の計算についてです。
入金日が銀行の休業日だったとき、前日や翌日に入金がズレますよね。
実際の入金日から支払期日までの日数の出し方を紹介します。
祝日一覧のシートを作成
まず、祝日一覧のシートを作ります。
祝日一覧をエクセルに貼り付けやすくまとめてくれているサイトはこちら。
コピペしたら、シート名を「祝日」にすると、あとで出てくる式がそのまま使えます。
※年末年始などは銀行休業日が分かった時点で行を追加します。
営業日で割引料を計算
このような表を作成しておけば「売上金額」「入金予定日」「利率」を入力するだけで実際の入金日や入金額を出すことが可能になります。
1.入金日が前営業日になる場合
式の内容はこちらです。
・C列:入金日↓ ※25日でない場合は変更してください。(末日は、1,0となります。)
=WORKDAY(WORKDAY(DATE(YEAR(B2),MONTH(B2)+0,25),1,祝日!$A:$A),-1,祝日!$A:$A)
・D列:支払期日↓ ※4ヶ月後でない場合は変更してください。(末日は、5,0となります。)
=WORKDAY(WORKDAY(DATE(YEAR(C2),MONTH(C2)+4,25),1,祝日!$A:$A),-1,祝日!$A:$A)
・E列:日数↓ ※入金日~支払期日の日数です。
=DATEDIF(C2,D2,"D")
・G列:割引料↓
=ROUND(A2*F2*E2/365,0)
・H列:差引入金額↓
=A2-G2
2.入金日が翌営業日になる場合
※前営業日のときと入金日と支払期日の式だけ変わります。
・C列:入金日↓ ※違う部分は-1と1です。
=WORKDAY(WORKDAY(DATE(YEAR(B2),MONTH(B2)+0,25),-1,祝日!$A:$A),1,祝日!$A:$A)
・D列:支払期日↓
=WORKDAY(WORKDAY(DATE(YEAR(C2),MONTH(C2)+4,25),-1,祝日!$A:$A),1,祝日!$A:$A)
以上です。